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| 地元に根付いて80年。どっしりとした構えの梅春亭 |
「ここは道一本入ったところにあるで、わかりづらいかもしれんけどね、古くから住んでる地元の人たちには、よく利用してもらって、かわいがってもらっとるよ」と語るのは、店主の西田平八さんだ。梅春亭は昭和2年創業。平八さんで3代目という80年の歴史を持つ和食の老舗である。
店に入ると中央にカウンター席があり、その向こうにいけすがしつらえてある。撮影に伺った日はちょうど定休日で、魚もいなかったが、普段は伊勢から取り寄せたハマチ、マダイ、ヒラメ、カワハギ、アジなど、いきのいい魚たちが泳いでいるという。
「新鮮な魚を食べてもらいたいと思ってるからね。旬の魚を吟味して、おいしくお値打ちに提供しています」
西田さんは、板前になってかれこれ50年という大ベテラン。鮮やかな包丁さばきで、つくる刺身料理は、地元の食通たちの舌を満足させているようだ。
ちなみにお造りの値段は、刺身盛り合わせ(1,350円〜)、タイ(4,200円〜)、ヒラメ(4,500円〜)。
ランチメニューも充実している同店だが、中でも日替わりランチはお値打ちと評判だ。刺身、てんぷら(エビ、ナス、かき揚げなど)、焼き物、野菜の煮物、香の物などに、ごはんと茶碗蒸し、みそ汁がついて、値段はなんと700円。てんぷらは、日によって、串カツに、また野菜は、サラダなどに変わる。
「品数も多いし、ボリュームもたっぷりだから、おなかいっぱい食べてもらえると思うよ」と西田さんも自信を持ってすすめる。ごはんはお代わりOK。てんぷらや串カツはできるだけ揚げたてを食べてもらえるように工夫しているという、気配りのランチはぜひ試してみたいメニューだ。
このほかにも「みそかつ定食」(950円)「から揚げ定食」(850円)「カキフライ定食(1,000円)」「エビフライ定食」(並950円 上1,380円)「刺身定食」(並1,100円 上1,880円)など、定食メニューも充実している。すべての定食には赤だしと茶碗蒸しが付いている。
また「天丼」(700円)、「かつ丼」(650円)「親子丼」(530円)「うな丼」(1,050円)などの丼ものには赤だしが付いている。
一品料理も、「カレイのから揚げ」(750円)「あさりの酒蒸し」(630円)「エビ塩焼き」(630円)「だし巻き」(300円)「トリから揚げ」(550円)「どじょうから揚げ」(530円)など、バラエティに富んでいるので、ゆっくりとくつろいでお酒を楽しみたいという人にもうってつけだ。
今の季節なら、すき焼き、魚すき、しゃぶしゃぶ、カニすきなどのなべメニューもおすすめだ。
また「会席料理もご用意できますよ。2階の座敷席で30〜40名くらいまでの集まりなら対応できます」ということだ。会席料理は5,250円から。松花堂弁当も予算に応じて作ってくれるので(1.050円〜)、小さな集まりでも相談してみよう。
活け魚料理や仕出し料理を作り続けて80年。和食といえば「梅春亭」というくらいに、地域に溶け込んでいる同店には、流行のメニューやおしゃれな雰囲気はないが、昔ながらの味を安心して楽しめる良さがある。いつ行っても変わらない味とサービスがある店。それが梅春亭の魅力だ。