![]() |
|
| 縫製工場だったスペースを有効利用してオープンしたリトルアンジュ |
こんなところに、本当にブティックがあるのか、というようなのどかなロケーションに「リトルアンジュ」は建っている。通りから一本入ったところにあるにもかかわらず、9月オープン以来、子ども連れのお母さんたちの間で早くも話題になっている。韓国ブランドもたくさん置いているという店内をのぞいてみた。
「以前お店は岐阜にあったんですが、自宅の隣の縫製工場の空きスペースがもったいないということで、ここにお店を作っちゃいました」と語るのはリトルアンジュ店長の日比野まりさん。経営者は日比野さんのお兄さんだそうだが、店の運営はすべて日比野さんが仕切っている。
日比野さんは昔からジーンズが大好きで、シルエットのきれいに見えるものやはきやすいものを追求している。
「最近すっかりはまっているのが、この韓国ブランド。日本にはない素敵な工夫やデザインが目を引いたので、さっそく扱っています」
RED PEPPER(レッドペッパー)やSTUDIO RP(スタジオRP)、LOLITA(ロリータ)などのブランドは、ステッチに特徴があり、パッと目を引くきれいな色目のものが多いという。ボタンや刺しゅうも凝ったものが多く、おしゃれ度が高いとか。
「何よりすごいと思ったのはヒップラインに沿って大きなポケットが付いているんです。私もそうですが、お子さんを持っているママたちは、そろそろおしりのラインが気になってジーンズをはくのをためらう年ごろなんですよね」
おしりにポケットの付いているジーンズはたくさんあるが、足の付け根のあたりをカバーするように付いているところが新しい。お母さん世代の人たちにも安心してはけて、しかもカッコいいところがとても気に入っているという。
「値段も手ごろで、大体1万円前後のものが主流です。1万円以上のものでしたら、お直しも無料ですので、気軽にお申し出てくださいね」
サイズもスモールサイズからビッグサイズまで豊富にそろえているそうだ。
子ども服の販売にも力を入れているが、三人の子どものお母さんでもある日比野さんの商品に対する視点はシビアだ。
「しっかりとしたつくりで、着やすく、流行をしっかり取り入れたデザイン。そして手ごろな値段で提供してくれるブランド。これが仕入れの基準です。子どもはすぐに大きくなるけれど、やっぱりいろんな服を着せたいと思うのが親心。一枚の値段があまり高いのではおしゃれを楽しめませんよね」
そんな日比野さんが最近注目しているのは、大阪のブランド「セカンドアプリット」。Tシャツを中心に仕入れているが、値段も手ごろ(1,500円〜)。また中綿入りのベストやライダージャンパー、パーカーなど、冬用のアイテムもたくさん入荷している。
オープンしてまだ3ヵ月ほどだが、同店は口コミで広がり、お母さんたちの間でじわじわと人気を高めつつある。
「お店の服はすべて、いくらでも気の済むまで試着していいただいています(笑)。ジーンズなどは、何十本と試着されるお客さんもいらっしゃいます」
子ども連れで気軽に入れて、自分の納得のいくまで試着もできる店というのが、ママたちにとっては魅力のようだ。
「キッズルームもご用意しておりますので、お友達同士でいらっしゃれば、お子さんたちもずーっと遊んでいられますよ」
時には、お母さんたちが試着している間、日比野さんがベビーシッターを務めることもあるとか。
「私も子育てしていますので、お母さんたちの息抜きしたい気持ちはよくわかるんです。私自身、子どもが好きですし、こうしてワイワイやりながら、おしゃれを楽しんでもらえば、お店をやっているかいがあります」
ネット販売もしている同店だが、実際に試着してみたい人、日比野さんとのファッショントークを楽しみたい人は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろう。