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| セラピーサロン「ひまわり」。古民家を改装した家の中は、木の香りが漂う |
今月ご紹介する「茶楽々」は、オープンして半年あまりの新しい店。和カフェと銘打っているだけあって、メニューはもちろん、店の造りからインテリアまで、和のテイストをふんだんに取り入れ、トータルコーディネートしているカフェだ。オーナーの川島右嗣(ゆうじ)さんに話を伺った。
「私も妻も、おもてなしをすることが大好きで、いつか店をやりたいと考えていました。それで10年以上勤めた会社を脱サラして、昨年の6月に店をオープンしました」と語る川島さん。店鋪運営に関する仕事に携わっていた経験が、今、非常に役立っているという。
店内は天井が高く、白と茶色を基調にした古民家風の木造だが、古さを感じさせないレイアウトで、全体的にモダンな雰囲気をかもし出している。ちょっとした空間には手づくりの和の小物が置いてあり、妻の安香(やすか)さんのお母さんが生ける生け花も目を楽しませてくれる。
さて、メニューだが、まず注目したいのは2種類のモーニングサービス。
「トーストセット」は、飲み物代だけで、トースト、サラダに卵(ゆで卵、温泉卵、卵焼きなど日替わり2種類の中から一つをチョイス)が付いてくる。
また飲み物代プラス100円の「おかゆセット」には、日替わりのおかゆ(イモがゆ、キノコがゆ、トリがゆなど)に、卵、3種類の総菜、香の物が付く。
「寒い朝などは、おかゆを食べてあたたまっていかれる方が多く、好評をいただいています」
女性客が多い同店では、朝食としてだけでなく、軽いブランチとしても利用する人が多いようだ。モーニングサービスは12時までなので、ゆっくりとカフェの時間を楽しめる。
また和の甘味にも力を入れており、ぜんざい(600円)、抹茶ぜんざい(650円)、白玉クリームぜんざい(600円)、白玉クリームあんみつ(700円)、くずきり(650円)など、すべてお茶付きで提供。記者も白玉クリームあんみつを試食してみたが、モチモチとした白玉の食感にあんことフルーツがマッチして大満足。このほか「抹茶セット」(650円)も季節の和菓子が付いており、おすすめだ。
「なるべく自家製を心がけ、オリジナルな味を追求していきたい」という川島さんは、白玉やくずきりもすべて手作りしている。甘味メニューなのに、甘過ぎないというのが同店の特徴。上品な味わいで体にもやさしいおやつとして人気が高い。
もちろんコーヒーにもこだわっており、「茶楽々ブレンド」(400円)は、特別にオーダーしてばいせんしてもらっているそうだ。またお湯を注ぐときれいな花が開く工芸茶ともいわれる花茶(600円、2種類)もある。見た目が美しく、リラックス効果もあるので、疲れている人は試してみるのもいい。
48席ある広い店内は、ゆったりとした間取りで落ち着けるが、奥の空間はギャラリーとしても利用できる。
「知人の書道家の作品を並べたり、クラフト作品を置いたりして、お客さまにアートの世界も楽しんでいただいています」
今後は、さまざまな作品の発表の場として、スペースを貸し出していきたいそうだ。
「店の雰囲気に合う作品であれば、和洋は問いませんので、お気軽にお問い合せくださいね」
ホッと一息つける「茶楽々」には、さまざまなアイディアがいっぱい。おもてなしの好きな川島さん夫妻が考えるカフェは、これからまだまだ進化していきそうだ。