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| セラピーサロン「ひまわり」。古民家を改装した家の中は、木の香りが漂う |
純和風の古民家をリフォームした落ち着きのある一軒家で、フットケアをしてくれるサロンが誕生。セラピーサロン「ひまわり」のオーナー、粟田千代子さんは、ただ足をみるだけでなく、靴の選び方、歩き方などもアドバイスするトータルフットケアのインストラクター。健康な足づくりが、健康な体をつくるという考え方を基本に、ていねいなセラピーを行っている。
「癒し(いやし)とか、リラクゼーションという言葉がブームになる前から人の肩をもんであげたり、マッサージしてあげたりすることが好きでした」と語る粟田さん。特に疲れるとすぐに足がむくむという自身の体験から、足への関心は高かったそうだ。そこでOLを続けるかたわら、足裏から健康をケアする「リフレクソロジー」の学校に通い、足裏にできるタコやウオノメを削る技術も習得した。
「卒業後、学校直営のサロンで2年半、お客さんの足をケアしてきましたが、足の不調を根本的に治すには、靴や歩行についても学ぶ必要性があると感じ、東京のフットケアアカデミーにも通いました」
そこでは、足、靴、歩行の三つの観点からトータルにフットケアをしていく理論と技術を学び、フットセラピスト、フットアドバイザーとして、先月26日にサロンをオープンさせた。
「『足は第二の心臓』と言われるくらい、健康に深くかかわっています。足先が細くとがっている靴をはいたり、一日中靴で足を締めつけたりしている人はどうしても足のトラブルを起こしがち。またご自分の足のサイズを間違って認識している人も意外に多いですよ」と粟田さんは言う。
記者もサイズを測ってもらったが、ふだん履いている靴のサイズより実際は一センチメートルも小さかった。
「自分のサイズより大きい靴を買うと、靴がのびていくにしたがって、靴の中で足が泳いでしまい、ひざや腰に負担がかかり、姿勢にも大きく影響してきます。正しい足のサイズを把握しておくことも足の健康の基本ですね」
同サロンでは、初回には足のサイズを測定するとともに、足の裏の形を写すフットプリント、歩き方チェックなどをするカウンセリング(40分 2,000円)も行っている。また靴に問題があるかをチェックし、インソールにより、足にぴったりの靴を調製したり、タコやウオノメ、外反母趾に対してテーピングの指導もしてくれる。
リラクゼーションメニューも豊富だ。
前述のカウンセリングに足裏とふくらはぎほぐし50分、足裏温パックをセットした初回限定メニュー(95分 6,000円)をはじめ、プチ肩もみプラス足裏温パック(1,000円)やオイルで足裏を刺激し、老廃物を処理する足裏ほぐし(30分 3,000円)など、ケアしてもらいたい部分に合わせて選べる。
理論と技術を駆使した粟田さんのフットケアを受けると、体全体がゆるみ、うとうとと寝てしまいそうになる。
「足を中心にほぐしていくと、むくみが取れてすっきりします。体全体の力を抜いて、リラックスしていただければうれしいですね」
最後に粟田さんからアドバイスを受けた。
「とにかく歩くこと。私も忙しさにかまけてなかなか歩けないので偉そうに言えないんですけど(笑)、歩いていれば、脳細胞もリフレッシュされ、いつまでも若々しくいられます。正しい姿勢で一日一万歩、30〜40分歩くようにするといいですね」
正しい歩行とは、まずかかとから地面につけ、次に小指側に重心を移し、最後に親指側でけるようにするのだそうだ。
この冬は、さっそうと歩いて健康な体をキープしよう。