月刊い〜ち(each)は愛知県一宮市全域(一部を除く)と稲沢市の一部の中日新聞に折り込まれる地域密着タブロイド型新聞。
月刊い〜ち
い〜ちいまむかし人を訪ねる味のある店プレゼントトップページへ
味のある店 2006年4月号・47号 - 味のある店
茶房&アートギャラリー
「あきしの庵」
和テイストの外観「あきしの庵」
愛知県一宮市
新生4-3-21プレジデント・モリス1F
Tel 0586-43-8303
●営業時間
AM8:00〜PM 7:00
(モーニングタイムはAM8:00〜11:00)
●定休日
月曜日

アートが身近に感じられる
くつろぎのカフェ

 今月ご紹介する「あきしの庵」は、アートスペースのあるカフェ。アートに触れながら、おいしいコーヒーやハーブティーでくつろいでもらおうと、4年前にオープンした。これまでに絵画や陶芸、写真など、ジャンルにこだわらず、さまざまな作品を展示。地元の作家や若手アーティストの発表の場として、また交流の場としても機能している。

月替わりで作品を展示

 「母が油絵を続けており、また父は書道をやっておりますので、なんとなくそんな環境に育ったんですね。小さいころから、自然にそういう世界に触れていたんだと思います」と語るのは、店主の沖谷千加美さん。
 「おいしいコーヒーを飲みながら、さまざまな分野のアート作品を楽しめるようなお店があったらいいな」という希望をかなえ、4年前に「あきしの庵」をオープンさせた。
 「始めたころは知名度もありませんし、予定を埋めていくのに精いっぱいでしたが、このごろはようやくみなさんに知っていただけるようになり、おかげさまで予約は1年後まで埋まっています」
 1カ月単位で貸し出されるアートスペースは使用料無料。「作品を展示したいが、ギャラリーを借りるのにはお金がかかるし、大変そう」という作家は意外に多い。そんな人たちの発表の場としても同店はぴったり。これまでに、油絵、押し花、水彩画、古布、陶芸、写真、アート盆栽など、古典的なものから現代アートまで、展示された作品は、実にさまざまだ。
 借りた人によって、自由にスペースをレイアウトできるので、どんな作品の雰囲気にも合わせられるところも大きな魅力である。

新メニューも加わっておいしさもアップ

 「ウチはカフェでもありますので、メニューのPRもさせてください(笑)」という沖谷さんイチオシの一品が「トーストサンド」だ。こだわりのパン屋さんから取り寄せた食パンをトースト。ベース(レタス、キュウリ)のサンドが400円。ベースにトマト、ハム、チーズ(それぞれ50円)、オムレツやベーコン、ツナ(それぞれ100円)、ハンバーグ、テリヤキチキン(それぞれ250円)などをプラスして、好みのサンドをオーダーすることができる。例えば50円のトマトと100円のオムレツ、ベーコンをトッピングすればプラス250円、つまり650円でボリューム満点のサンドを食べられるというわけだ。
 撮影用のサンドを試食したが、ふわふわオムレツにベースのレタス&キュウリの味がよくマッチして、結構な味であった。
 サンドを注文した人は、ドリンクが50円引きになるのもうれしい。
 ブレンドコーヒー(400円)は、オリジナルブレンドで香りも味もマイルド。またダージリン、キーマン(ともに500円)などの紅茶類、フルーツバスケットやハイビスカス&ローズヒップ(ともに500円)などハーブティーもおすすめ。このほかまっ茶セット(和菓子付き550円)も好評だ。

くつろぎ安らぎの空間を提供したい

 尾張地区のカフェだけあって、モーニングサービスも充実している。
 飲み物のお金を出せば、トースト(バター、シナモン、小倉の中から一つ)にサラダ、フルーツ、ゆで卵が付いてくる。
 「ゆっくりとお茶を飲みながら、アートを囲んで、楽しい会話がはずむようなお店づくりを心がけています。ここに来れば、くつろぎの素敵な時間を過ごせると感じていただけたら、こんなにうれしいことはありません」と沖谷さんは言う。
 コーヒーカップやサンドなどに使う食器もすべて瀬戸の陶芸作家、加藤勝利氏の作品でそろえ、器の楽しさも伝えている。
 またゴールデンウィークには4周年の記念イベントも考えているそうだ。
 「ささやかですが、粗品やコーヒーチケットのサービスも予定しておりますので、ぜひお越しくださいね」
 今月のギャラリーは、藤井博子さんによる「陶人形展」を開催。柔らかな顔のやさしい陶人形が並んでいる。

味のある店 バックナンバー一覧
い〜ちいまむかし人を訪ねる味のある店プレゼントトップページへ
© 2006 月刊い〜ち編集室 All rights reserved.