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| ハイジが出てきそうな「コリッポ」の建物 |
「えっ、こんなところに喫茶店が!」と、ちょっとびっくりするような場所に素敵なカフェを発見。千秋の田園風景の中に、ヨーロッパの田舎風石造りの外観が不思議に溶け込んでいる。店内に入ると、おしゃれな空間が広がっていた。
「コリッポとは、スイスの片田舎にある村の名前で、そこには昔ながらの石畳や石造りの家が、今も残っているらしいですよ」と店名の由来を語ってくれたのは、店主の後藤康治さん。出身地の千秋町に7年前にオープンした。
「どんな建物にしようかと、設計士さんと話していた時に、偶然石造りの家の写真が目にとまって、『これだ!』と思い、決めたんです」
しっくいの壁と大きなはり。白と茶系でまとめられた店は静かでとても落ち着ける。
「高校を卒業後、建築会社に3年間勤務しましたが、その後喫茶店をやりたくて、いくつかのお店で修行しました。自分が店を持つなら、こんなふうにしたいと思っていたことを形にして、今、ようやく地元にもなじんで、定着してきたかなといった感じですね」
メニューは、イタリアンをはじめとした洋食が中心。
撮影のために、日替わりランチ(本日のメイン、スープ、サラダ、ライスか自家製バターロール付きで、840円)とパスタプレート(本日のパスタ、キッシュ、サラダ、自家製パン、コーヒーか紅茶付きで1,050円)を注文した。その日の日替わりランチは、ポークソテーフィレンツェ風。ポークの上にほうれん草、またその上に生クリームやチーズ、卵黄を混ぜたソースを乗せて焼いたもので、こっくりとした味がおいしい。ボリュームもたっぷりだ。
またパスタプレートも、キッシュや自家製パンが付いていて、バラエティに富んだ味を楽しめる。
「パンもキッシュも、すべて手作り。お店を回ったり、本を見たりして、気になるメニューをピックアップして、自分なりにアレンジしてお出ししています」
日替わり以外にもラザニア風パスタ、ベーコンときのこのトマトソース、シーフードのクリームソース(ともに840円)など、パスタ類も充実している。
また地どりを使ったオムライスやホワイトソースチキンドリア(ともに840円)、自家製ハヤシライス(950円)、自家製パンのフレンチトースト(単品で580円、飲み物セットで790円)、そしてデイナ−オムライスセット(午後6時〜)なども。
飲み物の値段でト−ストとフルーツが付くモーニンングサービス(8時〜11時)を利用する人も多く、厨房にはコーヒーチケットのつづりがズラリと並んでいた。
モーニング、ランチともに充実のメニューだが、午後のお茶のひとときもおすすめだ。
チーズ入りクリームブリュレやマロンケーキ、シュークリーム、ベイクドチーズケーキ、シフォンケーキなどはすべて手作り。
ケーキセット(ケーキにコーヒーか紅茶付きで740円)を注文して、太陽の光が差し込む店内で、のんびりとした時間を過ごすのもいい。
またオープンエアのカフェテラスもあるので、季節のいい時期には外の空間でお茶を楽しめる。ここなら、ペットと一緒もOKだそうだ。
「地元のみなさんに親しまれるフレンドリーな店づくりを心がけています。気軽に寄って、ゆっくりくつろいでいただけたらうれしいですね」