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| 「マサラ」は、名鉄一宮駅からすぐ。黄色い三角看板が目印。 |
名鉄「一宮」駅西側。店の構えは小さいけれど、本格カレーを出してくれるカレー専門店がある。チェーンストアとはひと味違う、オリジナルカレーのファンも多く、ランチタイムはお客さんでいっぱいだ。
「私は、もともとはホテルマンだったんですよ」と同店オーナーの加藤輝生さんは語る。
ホテルの宴会場、レストラン、バーなどの運営に長年かかわってきたので、店鋪運営のノウハウも身についた。そんな背景もあって、いつかはカレー専門店を開きたいと考えていたそうだ。
「料理の中でも特にカレーが好きでしてね、家で市販のカレーを買ってきては、生クリームを入れたり、レーズンを加えたりして、研究していました」
ホテルを退職し、知人のカレー専門店で修行した後、一昨年の11月に同店をオープン。今では、加藤さんオリジナルのポーク、チキン、ビーフカレーが人気を呼んでいる。
「描いていたイメージどおりの店を運営することは、なかなか難しいですが、とにかくカレーの味だけは妥協せず、満足のいくものをお出ししているつもりです」
そのかいあって、お客さんにはリピーターも多く、固定ファンを増やしつつある。
お昼の人気メニューはカレーランチだ。本日のカレー(日替わり)にサラダ、デザートまたはコーヒーか紅茶が付いて価格は650円。
取材した日は、ポークカレーに野菜の豚肉巻きフライも付いており、ボリュームもたっぷりだった。
「時々、気まぐれでこんな一品も作りますので、運のいいお客さんには、こうしたおかずも付いてくるというわけです(笑)」
また自慢のチキンカレー(700円)、ポークカレー(600円)、ビーフカレー(800円)は、それぞれ加藤さんが配合したガラムマサラをベースにじっくり煮込んだカレー。
「ガラムマサラとは、ターメリックやカルダモン、クミン、シナモンなどインドカレーに欠かせないスパイスを混ぜて調合したもの。調合の仕方で、味や香りが全然違ってくるんですよ」
そんな加藤さんのこだわりはスパイスだけでなく、タマネギのいため方にも。タマネギは2時間から3時間、こげる寸前までじっくりいためるという。
「大変な作業ですが、ずっといため続けてるとね、『あ、もういいな』という瞬間があるんですよ。タマネギが合図を出すんですね。カンが頼りですが、それでおいしい味が出せた時は、本当にうれしいですね」
手間暇かけて煮込んだカレーには、それぞれトッピングもあり、メニューはバラエティに富んでいる。
例えばチキンカレーには、チキン&野菜、チキン&チーズ(いずれも900円)、またポークカレーには、ポーク&ウィンナ、ポーク&カツ、ポーク&ハンバーグ(いずれも800円)、ビーフカレーには、ビーフ&ハンバーグ(1,000円)、ビーフ&エビフライ(1,100円)などがある。
このほか、1日10食限定の牛すじカレー(500円)やひき肉と豆のキーマカレー(800円)、ナンピザセット(コーヒーか紅茶付きで500円)なども好評。
この季節は、夏バテや美肌効果もあるという、ヨーグルトをベースにしたインドの飲み物ラッシーにトマトジュースを混ぜたトマトラッシー(400円)もおすすめメニューだ。
また同店では、各種パーティメニューも用意している。
「カレーをはじめ、いろいろなメニューを取り混ぜて、1名様1,500円からご用意できます。ご相談いただければ、対応しますのでお気軽にお問い合わせください」
これまでにシンガーソングライターやサキソフォン奏者によるイベントも行っており、さまざまなジャンルのお客さんが集っているという。
「若い人たちでがんばっている人を見ると応援したくなります。この空間を楽しい発信の場として利用していただければうれしいですね」
月曜日は女性サービスデーとして、食事をした女性にはデザートサービスもある。ぜひ一度出かけてみよう。