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| 「作品を通して、いろんなジャンルの人とつながれることがすてき」とほりばさん |
本紙でおなじみのズッコケ集団「チューネン断定団」のメンメンが中心となって盛り上げる市民の市民による市民のための祭り「杜の宮市」が、今年も5月4日、盛大に行われる予定だ。そこで今回は宮市のチラシやのぼり、当日のパンフレットのイラスト制作を手がけたほりばやすよさんにご登場願って、宮市の宣伝かたがた、自身のクリエイターとしての抱負などを語ってもらった。
父が絵を書くのが趣味で、旅行の時など、家族全員スケッチブックかかえて出かけたりしていました」
小さいころから絵を描いたり物作りをすることが日常的だったというほりばさんは、美術関係の学校を卒業し、現在は名古屋市にある印刷会社の制作部に勤務。グラフィックデザインやイラストなどを手がける仕事に従事している。
「仕事は仕事としてクライアントの要望にこたえなくてはいけないので、自分のやりたいこととは違う面もありますが、それはそれでとても勉強になります。一方で自分のやりたいことはグループ展やイベントなどで発表していくというスタンスで、ここ数年は自分の中で絶妙のバランスを保っていますね」
仕事では、一日中、パソコンに座る毎日だが、「ふだんデジタルな作業ばかりなので、プライベートでは手描きでハガキを製作したり、Tシャツをデザインしたり、結構アナログな感覚を生かした作品づくりをしています」ということである。
作品展などを通じて一宮のクリエイターたちとも交流があり、それがきっかけで、今回「杜の宮市」のチラシのイラストを手がけることになった。
「人との出会いが、私の表現活動を広げてくれるのを感じます。名古屋方面でも一宮でも、作品展に出品するたびに、さまざまな方たちとの出会いが広がって、とってもいい刺激をいただいています」
杜の宮市の基本的なコンセプトは「人が主役」。もともとシンプルなデザインが大好きで、余分なものをそぎ落としていった末に残った一つのものを大きくクローズアップさせて表現するという手法を得意としてきたほりばさんとしては、「楽しくにぎやかな雰囲気」を全面に押し出す今回の仕事は、いわば未知への挑戦でもあったという。
「とりあえず、知っている人たちの顔を浮かべてたくさんの人をかき込んでいきました」
出来上がったイラストは、まさに人間中心のにぎやかな絵柄になった。
「商店街の方たちにも喜んでいただき、まずはホッとしていますが、本番はこれから。杜の宮市を盛り上げるためのお役に少しでも立てればうれしいですね」
ほりばさん自身も「宮市」には、自作のモビールを中心に出店するという。
「北欧のデザインが好きで、モビールもそこからヒントを得ました。その時の動きで表情が変化するモビール作りはじっと見ていても飽きません。今一番注目しているものなので、作りがいもありますね」
フェルト素材を使って、ヒツジやトリをモチーフにせっせと制作中とか。今後の作品展にも出品していく予定だ。
「仕事の帰りに本屋さんに寄って、建築の本やお料理本などを見ると、自然にアイディアがわいてくることがあります。そんな時は急いでメモッてアイデアを蓄積しています」
時には、夜遅くまで制作を続ける時もあるが、疲れも気にならないという。
「私の作品を見てくださる人の気持ちになって、こうすればもっと楽しく見てくれるかなとか、立ち止まって不思議がってくれるかなとか、考え出すと私自身が楽しくなってしまいますね」
心から物作りを楽しみ、物作りを通して出会う人を大切にしていきたいと語るほりばさん。最近一人暮らしを始め、ますます充実した毎日をおくっている。