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| 「友民」は、一宮北高校口バス停前。ひときわ華やかな中華柄が目印 |
とにかく何を注文しても、すごいボリューム。普通のお店なら、大盛りの割り増し料金がプラスされるところだ。
おなかがペコペコの時、友達同士でシェアしたい時、「いやー、食った食った」と満腹感を味わいたい時は「友民」に行こう。非常にお値打ちな食事を楽しめることを保証する。
撮影用にと注文した「日替わりランチ」で、まず驚いた。その日のランチは、ネギラーメンに、トリのから揚げのチリソース煮、イカとブロッコリーいため、タコのカルパッチョ、それにごはんと漬け物、デザートが付いて750円。品数が豊富ということは、一品一品の量は少ないだろうなと踏んでいたが、出てきたものは、なんと、それぞれ単品で注文したかと思えるくらいのボリューム。
聞きしにまさる量に、たじたじとなったが、案外あっさりとした味で、どんどん食べられる。もちろん、おなかはいっぱいになる。
ランチメニューの一つ、焼きそばセットにも、大きなお皿に載った具だくさんの焼きそばに、ごはんとトリのから揚げが付いていた。
店主の伊藤敏晴さんによれば「量が多いのは、おやじの代からの伝統」だそうだ。
同店は父親の昭夫さんが妻の秀子さんと始めた店。18年前から息子の敏晴さんが加わって、家族で切り盛りしている。
「ぼくもおやじも手が大きいからね、野菜でもなんでもひとつかみの量が普通より多いんじゃないかな。それにいっぺんにたくさん作った方がおいしいからね、どうしてもたくさんになっちゃうんですよ」
日替わりランチを中心にしたランチメニューだけでなく、八宝菜定食、トリのから揚げ定食、みそカツ定食(いずれも1,050円)なども小鉢、ごはん、スープ、漬け物、あんにんプリンなどが付いて、人気だそうだ。またエビチリやチンンジャオロースー(いずれも1,050円)や新メニューのエビのスィートチリマヨネーズあえ(890円)などの単品に250円をプラスすれば定食にしてくれる。
「この季節なら、カキ雑炊(890円)やカキのオイスターいため、カキのピリ辛しょうゆ焼きそば(いずれも850円)がおすすめ。カキがたっぷり入ってるから、コクのある味を楽しんでもらえると思います」
特にカキ雑炊、トリのから揚げ雑炊、ベトコンラーメン(いずれも820円)は、夜の定番メニューとして定着している。寒い夜はにんにくを効かせたスープ系のメニューで身も心も温まっていく人が多いようだ。
「もう一つのウチの特徴は、中華料理屋でありながら、刺身が充実していることですね。刺身定食も出していますし、ご希望に応じて新鮮な刺身を出しますよ」
一階には、4人がけのテーブル席が3つ。6人の座敷席が6つ。家族連れでもゆったりとくつろいで食事ができる。
また2階には40人までOKの宴会スペースもあるので、忘年会や新年会にもうってつけだ。
「まだ空いている日も若干ありますので、みなさんお気軽にご予約ください。予算もメニューもご要望に応じて対応しますので、ご相談くださいね」
希望に応じて、中華コースに刺身の盛り合わせをセットしたりもしてくれるそうだ。
「18歳の時におやじに弟子入りしてから、もう18年になりますが、とにかく料理が大好き。一生懸命作ってお客さんに喜んでいただけるように努めていますので、一度ぜひお試しください」と語る敏晴さんは、休みの日には中華だけでなく、和洋食の店を訪ね、研究を重ねている。
決して“いまどきのおしゃれな店”ではないが、気軽な雰囲気の中、おなかいっぱいおいしいものを食べて幸せな気分になれる…。そんなお店づくりにいそしむ毎日だ。