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| 「エトミ」の目印は、キャラメル色の外壁 |
木曽川町にビーズ屋さんがオープンしたというので、さっそく出かけてみた。機屋(はたや)さんを改装した倉庫風のその店は、外壁一面がキャラメル色に塗装してあり、一目でわかった。
店内は広々として、ゆっくりできそうな雰囲気。店主の江崎隆也さんに話を聞いた。
「大阪で店鋪ディスプレイの仕事をしていましたが、お店を出すために地元に帰ってきました」と語る江崎さんは、木曽川町出身。父親から受け継いだ織物工場跡を改装し、先月、パーツ・ビーズ・クラフト「エトミ」をオープンした。
「ビーズが注目され始めたのは5年ほど前から。たまたまそのころ、ビーズのフランチャイズ店のディスプレイをやっていて、面白そうだなと興味を持ったのがきっかけでした」
大阪での人脈を利用して、商品も大量に仕入れる。店内で小分け、袋詰めをし、オリジナルブランドとして販売しているので、価格はどこよりもお値打ちだ。
「ビジネス仲間と共同で、生産メーカーから一括購入していますので、ビーズだけでなく、留め金やチェーンなどの部材も、お安く提供できるんですよ」
店内には「エトミ」ブランドのお値打ち商品と、いわゆる一般メーカーの商品とが並んで販売されており、お客さんが実際に手に取って、好きな方を選ぶことができる。
ビーズは、丸型や小型、また円柱型や六角形など、さまざまな形と大きさ、そして色が取りそろえられており、見ているだけでも楽しい気分だ。
「天然石もタイ直輸入ですので、こちらもお値打ちに販売しております。もちろんメーカーから仕入れたものと品質はまったく同じ。安心してお求めいただけますよ」
自ら買い付けに行き、仕入れてきたオパール、トルマリン、ラピス、ターコイズ、サザレなどが所狭しと並ぶ。
また人気のスワロフスキーも種類豊富だ。
「スワロフスキーとは、オーストリアの有名ビーズメーカーの名前です。世界各国に代理店がありますが、当店はシンガポール代理店から仕入れています」
売れ筋の3〜4ミリ(直径)タイプから8ミリタイプまで、多彩。値段は、大きさにもよるが1粒20円前後と、これも市販の一般価格に比べるとかなり低いという。また丸くカットされたタイプやスクエア型、フラワー型など、なかなか手に入りにくいスワロフスキーも続々と入荷中だ。
素材を選んだら、買ってその場で作りたいというお客さんもいるのではないだろうか。
「はい、みなさん、お買い求めになられると、ここで作品を完成されて、持っていかれますよ」
店の奥には製作用のテーブルが置かれ、スタッフが常駐しているので、初心者でも簡単なものなら1時間以内で作れるという。
「今月から火曜日と木曜日にビーズ教室も始まりました。初心者向けと経験者向けとクラスを分けていますので、どなたでも参加していただけます」
ビーズの魅力は、編み方や組み合わせによって、どんな形にも作れるという点。そして自分だけのオリジナルアクセサリーを手軽に短時間でできるということも人気の秘密だと江崎さんは分析する。
「このあたりは機屋さんが多かった土地柄ですので、みなさん、細かい手作業には慣れていて、器用な方が多いんですよ。そういう地域の特徴を生かして、手作りの楽しさを共有していけたらうれしいですね。手先を動かす仕事は子どもからお年寄りまで楽しめますので、ぜひトライしてみてください」
夏休みの工作にもビーズ細工はぴったり。親子でこの夏、ビーズ作りに挑戦してみてはいかがだろう。